公益財団法人
神戸大学六甲台後援会
理事長 稲垣 滋
いつになく早く梅雨が明け本格的な暑さがやって参りましたが、皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。
平素から当財団の活動にご賛同をいただき、何かとご支援ご協力を賜り厚く御礼を申し上げます。
収束に向かうと思われていました新型コロナウィルスの感染状況が再び増加に転じていると報道されています。
新年度からの神戸大学の研究教育活動につきましてはこれまで通りの感染防止対策を行ったうえで実施されており、
学生への3回目のワクチン接種も実施され、授業は対面方式が基本とされ六甲台キャンパスには学生の姿が多くみられるようになっています。
当財団におきましては、令和4年6月28日に第23回評議員会が開催され、令和3年度事業報告及び決算等についての審議が行われ、
原案どおり承認されました。詳細につきましては財団ホームページの事業報告等に掲載しておりますのでご覧ください。
令和4年度は、教員海外派遣支援事業及び学会・シンポジウム等の開催支援事業につきましては、ほぼ当初の実施計画どおりに支援しています。
学生(大学院生を含む。)教育支援事業のうち海外派遣支援事業等につきましては、諸外国の現状を確認する必要があることから、
現段階では実施された事項はありません。
学生教育支援事業のうち、6月28日の評議員会開始前に本財団の評議員、
理事並びに監事、凌霜会関係者並びに法学部、経済学部、経営学部学部長等が参列して3学部の2年生から4年生の内、
前年度の年次において最優秀と認められた学生各1名に「社会科学特別奨励賞(凌霜賞)」として表彰状並びに金一封を贈呈しました。
その後、受賞者と各学部長並びに当財団・凌霜会関係者との意見交換の機会を設け、学生からの要望や質問等に対して学部長や当財団・凌霜会側から回答を行いました。
当財団では令和4年度の事業計画が計画どおり実施できるよう、
大学の関係部局と連絡を密にしながら新型コロナの感染対策を見据えつつ計画どおり事業が実施できるよう努めたいと思います。
最後に、皆さまには、日頃よりご寄附をお寄せいただき、御礼申し上げます。
7月に入りますと、例年と同様に寄附のお願いの文書が凌霜7月号に同封されてお手元に届くかと存じますが、
引き続き、当財団の活動状況等につきましてご理解をいただき、今後とも一層のご支援ご協力を重ねてお願い申し上げます。
(令和4年7月吉日)